今、現実に影響があるのは、なんとかだという政治の話。
自民圧倒的優勢みたいな話。野党に投票するのは無意味かのように思わされている。
これもマスコミやら知識人に思い込まされてるだけだと思う。


リアリズムだけだと絶対にダメと感じるものがあるし、よく考えてもそうだ。

全ての人の生活や教育を支えるために
仕組みづくりをすること。
予算を振り分けること。


人が経済的基盤なのだから、いきなり、大学の授業料など教育費無料だとか、医療費無料などできないとしても、少しずつでも政治家がやるべきことははっきりしていると思う。


普通の人の生活をただ切り崩すような短期的な経済優先の政策がいかに国を破壊し貧しくするか。


ティーグリッツなどのまとも経済学者が10年以上前からトリクルダウンが幻想であることを指摘しています。それが本当であることは、イギリスや日本の歴史が証明している(アメリカもそうかもしれない)。まだそんな考えにしがみついているとしたら、愚かだとしか言いようがないです。



僕も保守に近いのかもしれない。
今まで積み上げてきたものを大切にして、少しずつ、漸進的によくしていくということ。



勝つためには嘘でもなんでもいい、手段を選ばない。そんな倫理的に崩壊している政党、政治家が目立っているように見えてしまうけれど、そんなもんなのだろうか。

2017衆院選「子ども子育て」公約比較

https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20171013-00076840/


駒崎さんって、よく名前を見かける方の記事。
保育のインフラが足りてないって。無償化よりもインフラを整えることが優先らしい。
本当は、こういう細かいところで、よりよい選択をするのが政治家の仕事だと思う。


ただ無償化にすれば、費用も莫大になるし、質が低くなるかもしれない。



ボトムアップからの政策が大事ですね。
政治も教育も変わらないと思う。
上からのおバカな政策が現場を苦しめます。

学ばないと何も見えてこない。学は光だなあ。

いいところもおかしなところも学ばないとわからない。できれば現場に行く必要がある(というか行かなくては絶対にわからないことがあるのだろう)

駒崎さんはクール。


認識しないで、評価はできない。


とにかく諦めないで(諦めた方がいいこともあるけれど)、学び続けることが大事ですね。

テロ等準備罪の時もそうだけど、
嘘っぱちには、抗議の声を上げるべきだと思うけれど、その一方、政策をしっかり冷静に吟味しないといけない。


一つの政策だけで国の政治が成り立っている訳ではないのだから。

佐藤優さんは情報の価値というものをよく自覚しているのだと思う。
よくある政治家のごまかしについては、積極的には言及していない感じがするけれど(あまり情報として価値がないと考えているのかもしれない。特に公明党に関しての本ではスルーしてる。テロ等準備罪の時には、テロ対策になっていない、思想統制まで対策としてなら必要だと斜め上から鋭い批判はされていたけれど))、佐藤さんにしかできないような考察を情報として売っている。

中島岳志

東京新聞:岐路に立つ「同盟依存」 トランプ政権と日本 中島岳志:論壇時評(TOKYO Web)
緊急対談 衆院選で問われる日本政治の新しい対決軸、リベラル陣営のリアリズムとは(山下芳生×中島岳志) | 週刊金曜日オンライン

中島さんも佐藤さんも意見が違うけれど、白か黒かという人ではない。そこが信頼できる。

思想信条だけ、一部だけの政策で、〇〇党を支持する、支持しないという話は、全て信じられないし、全く参考にならない。

勢いだけの話には、マジでうんざり。


日本共産党立憲民主党は、政策が全く違うのに選挙協力しているってさ(間違いなく政策に、相違点はありますが、これらの政党は、同じ次元、同じ方向にありますよ)。
なんでこんなテキトーなことを放言できるのだろう。


ざっくりした虚言みたいなのを下品に撒き散らすのをやめてほしいな、恥ずかしいな。


公明党は、これまで敵対していた連合の支援を東京12区で受けています。同じようなことしてるんだよ(しかも自民党選挙協力し続けているじゃん。彼らの新自由主義の緊縮政策と公明党の理念は一致しているの?)。


アピールの仕方が嘘つきで下品。騙しているって、立憲民主党などを攻めているけれど、公明党も、支持者や国民を騙し欺いている(最近のテロ等準備罪の時には、オリンピックがどうとか、テロ対策になっていないのにテロ対策だとか、国際条約に批准ができないとか、国民を欺いていたではないか)。誠実に上品に自分たちをアピールすることはできないのかな。今、敵対している相手に何をしてもいいというわけではないです。


信頼を失うような言動を全ての政治家にやめてほしい。
政治に信頼を失うって、国としても人しても恥ずかしくひどいことだと思います。
政治家って、正直に戦うことができないのかね。



長期的な視野で本当に信頼されるような仕事ができる政党、政治家は存在しないのかな。個人レベルでは、探せば、きっといるのだと思う。





「学問は綱渡りや皿回しとは違う。芸を覚えるのは末のことである。人間が出来るのが目的である。大小の区別のつく、軽重の等差を知る。好悪の判然する、善悪の分界を呑み込んだ、賢愚、真偽、正邪の批判を謬まらざる大丈夫が出来上がるのが目的である。」(夏目漱石

【佐藤優】公明党の気になる本音を暴露!


国政でも都政でも常に与党にいようとする。そこで自分たちの価値を実現しようとするリアリズム。
もしそうだとしても、自民党と一緒に支持者や国民を騙してよかったとはなりませんよ。

公明党の政策が全く違うのに立憲民主党日本共産党選挙協力しているという非難は、そのままブーメランになって公明党に返ってくる。つまり公明党自民党の政策がほとんど一致しているなら、ブレーキ役やらなんやらということが嘘になる。一致しない部分が理念でも政策でもあるからブレーキー役をすることが可能になる。実際に理念も政策も相違点がある自民党小池百合子選挙協力してきたのだ。立憲民主党日本共産党の理念と政策は相違点があるものの、同じ方向と次元にある。相違点が多いのは、どちらかというと自民党公明党だと私は思います(そうでなけれがブレーキ役は論理的にも現実的にも不可能でしょう)。


他党を批判することは、どの党にも大切だけど、もっと批判する内容を精査した方がいいと思う。ますます信頼を失うことになる。

「嘘吐きや卑怯者やお金をちょろまかす人たちは自分が当選したら、舌を出しながら、こう思うのです。有権者が馬鹿でよかった、と。そんな彼らに更生の機会を与えるために落選させる、それが愛です。」島田雅彦

与党にも野党にも同じことだけど、ずーっとずっと有権者は馬鹿にされている。

読書 佐藤優の「公明党」論: A Transformative Force:The Emergence of Komeito as a Driver of Japanese Politics

勢いだけの話ではないのがいいです。やはりさすが佐藤優さん。


日本共産党に対する見解が独特というか、池田先生のトインビー対談を踏襲したような感じ。マルクス主義共産主義を一つの宗教として捉えている。その観点から公明党日本共産党を比較してました。
でもそんな単純ではないように思う(佐藤さんは僕よりもずっと日本共産党について理解しているのだろうけれど・・・。ちゃんと学びたいと思って、立花隆の本を買って確か実家に積読状態)。


日本共産党に対する評価が、中島岳志さんとは、だいぶ違う。そこも面白いところだけど、自分なりに考えていこうと思う。


公明党は、自民党と一緒に嘘っぱちの放言が目立つがそれなりに仕事をしているのも確かなのかもしれない。しかし、結果をいくらか出したとしても、嘘で支持者や、公明党が大衆とともに死んでいくという「大衆」を騙していいということにはならない。佐藤さんは、嘘に対する批判が一切ないけれど、嘘は政治の前提ということなのかもしれない。または佐藤さんが公明ファンだからあえてしないのか。



小選挙区は僕の場合は軸がはっきりしているので、消去法で一人の方に決まるのですが、比例をどうするか迷っています。今日、期日前に行こうかと思ったけど、あと一週間悩むことにします。


あのイラク戦争の時に、戦争をやめるように外交努力をしたことが書かれている。本当にそんなことをしていたのか。そうなら、当時にもっとアピールすればよかったと思うけれど、していたのだろうか。ちゃんとアピールしてくれていたら、自分は余計に悩まないで済んだかもしれない。このことでものすごく悩んで勉強したのだから。



確かに公明抜きの自民だったら、全然違った法律ができていたのも確かだと思う。ブレーキ役に全くなっていないという指摘があるけれど言い過ぎなのかもしれない。