二瓶ちゃん

筑波大付属小学校の二瓶先生のセミナーに参加しました。児童には二瓶ちゃんと呼ばれているらしい。

資料にありました音読のポイントなどがとても参考になりました。

あと、大人が子どもに名文を紹介することの重要性に共感しました。僕は、名文や名著によって変わり救われた経験があるので、よくわかるような気がします。

分析批評に影響を受けた授業の実践。これはこれで、分析する観点がしっかりしていて、こういった分析をするという訓練もいいのかもしれません。今度研究授業が2月にあるので、行ってみようかなと迷っています。

視写の重要性も強調されていました。違ったたとえでしたが、野球でいえば、素振りみたいなものだということです。国語で視写をするのは当たり前だということです。訓練が大事だと僕も思います。語りという実践もいいなあと思いました。語りというのは名文の暗唱。二瓶先生が選んだ100の詩の冊子から、児童は好きな詩を選んで暗唱する。一年生が宮沢賢治の詩を目力込めて語っていました。凄かったです。僕の好きな「心に太陽をもて」も詩集にありました。

今日は、4年理科の支援だった。四季の単元。冬になってどう変化するか。「ごんぎつね」の作者の手袋の話の読み聞かせをして、冬について発問しながら最後まで一斉授業というものでした。理科の授業で読み聞かせは初めて見ました。すべては繋がっているらしい。
「ごんぎつね」は17歳の時に作られた作品らしい。凄い。手袋の話の言葉は美しかった。詩人ってかっこいい。