今年度の計画の振り返り

・フルバリューコントラクト
2年生で使っていた掲示物をそのまま使う。
→大事。クラスの柱。継続。
・ライティングワークショップ
□作家のノートを用意する
→3学期はほとんど作家の時間ができなかったが教科書や絵本などで教えたことを自由作文にもっていく流れがよかった。読書に取り組んだ成果が最後の文集に花開いていたと思う。これからだったという気持ちがある。継続。
・リーディングワークショップ
□新書サイズがちょうど入る本棚の購入(なんと気づいたら捨てられてしまっていたので再度購入する)
全員ではないけれど本を読めるようになった、読むことがより好きになったなど声を聞く。さらに磨いていこう。継続。

□保護者の方たちに学級文庫の支援を求める手紙を作成する。
よかった。8冊くらいですが本とカゴを支援していただいた。継続。
□読書記録カード
よかった。最後まで継続できない子もでてきたが…。来年度は3種類用意して選ばせます。記録のタイミングは途中で読むのをやめた時と、最後まで読んだ時がいいと思う。
□ブッククラブ
よかった。ブッククラブにはブッククラブにしかない働きをする。継続。



ビーイング
最初の方で読み聞かせや課題解決のアクティビティなどをしてから作成する。
よかった。ボトムアップの規範は納得感があると思う。大好きな取り組み。継続。
・振り返りジャーナル
□ノートの購入 すぐに導入する。
ここからの情報で課題解決につながったことがありました。大事なツール。継続。
・会社活動
とてもいい。子どもたちは大好き。サッカー会社が面白かった。強豪チームのサッカーがうまい子がたくさんいるクラスだったので、サッカー会社の活躍が目覚しかった。授業をまるごと任せることもありました(ダメなのかもしれないけれど…。計画から振り返りまでもっと丁寧にやらせることが課題)。継続。
・ホワイトボードミーティング
□家にあるホワイトボードを送る
会社活動と合わせてやる。なかなか継続してできなかったが、オープンクエスチョンの練習は他の様々な学習で活きて来ました。来年度もっと丁寧にやりたい。継続。


・お掃除プロ制
チェックリストを作成させる。
毎時間振り返りまで、できたらさせたい。
重曹など小道具を添えると楽しくなるかもしれない。
→3学期で導入。すごくよかった。掃除のスピードと精度が大幅によくなかった。私、何の担当だっけみたいな時間がまったくなくなります。自分からすぐに仕事に取り組む(さぼってしまう子もしましたが…)。来年度は当番制→プロ制の流れで継続したい。



・国語辞典
□付箋
□達成度を可視化するチェックシート
低学年が最も食いつきがいいと思う。もう5年生になる4年生がどれくらい取り組んでくれるか?フィードバックを含めてするべき支援をしたら後は自然にまかせるがいいか。
→もっと強く辞書を引く重要さを訴えればよかったかもしれない。日常的に辞書を引く姿が見られるクラスにしたいです。課題です。継続。


・名文綴り(百の詩集)
□前のを土台に改善
「坊ちゃん」か「蜘蛛の糸」の抜粋のどちらかを選択させて、
どれだけ正確に音読できるかというテストをしようと思っています(正確さを%で表して90%以上が合格)。音読は基礎の基礎。
→音読テストはよかった。わかりやすいパフォーマンステストで子どもたちにも僕にもいいテストであったと思う。スラスラ読めることは基本。
→名文綴りの音読、学習発表会のオーディションくらいからがんばって取り組んだ。学習発表会が終わるくらいまで、学習発表会(劇)とあわせて子どもたちによいトレーニングとなったと思います。継続したい。


・PBL
理科は自分ではないので、社会をどうするか…。パソコンの教育を2年生からしているらしいので、パワーポイントのプレゼンテーションをゴールにしたPBLをやらせてみたいです。
→パワーポイントプレゼンテーションはできなかったです。でもとなり学年主任の先生は3年生の社会科でそれを実現していてすごいと思いました(僕の学校はポケモンPCというのを導入していて、タイピングが中学年でもけっこうできます。)。

→玉川兄弟の単元でやりました。生活向上のために活躍した人の苦労が分かるというようなねらいの単元で、そのねらいに当てはまる人物なら誰でもよいとしました。スポーツ選手も健康とモデルとなるような人で生活向上の助けになっている意味でよいとしました。カップラーメンをつかった人、エジソンライト兄弟、ペレやマラドーナなど調べる内容を多彩でした。ルーブリックを作ること、その振り返り、自己評価までしっかりやること、国際バカロレアのプログラムから学んだことを活かすことが課題です。継続したい。


・モジュール授業
百マス、音読、、辞書引きなど基本的な学習の時間にする。
→百マスはよかった。やはりインクルーシブな優れた課題だと思う。ただ全員に僕が一斉の目標設定をしてそれをクリアしたときにやめました。それでよかったと思います。続ける必要がないから他のことやったほうがいいからです。来年度も継続する。
→音読は大切だと思う。もっと丁寧に発展させたい。来年度は特にペアで読み聞かせ、音読し合う取り組みをやりたい。
→辞書引きはあまりできなかった。とても重要なこと(基礎学力のために)なので、もっと力を入れたい。時間をつくること。継続。


・パーソナルポートフォリオ
□ファイルの準備をお願いする手紙を作成
□安いコピー機の購入
最初は一つしかポケットがないファイルにプリントなどを整理させようと思います。初日に次に週までにファイルを用意してもらえるように手紙を渡します。
読書記録、ノートのコピーなど様々な学習記録や成果をここに自由に入れさせるようにしようと思います。

ポートフォリオタイムを作れなかったのがよくなかったかもしれないです。でも、クラスのみんなからの温かな言葉や自分の成果が蓄積されていく、とても素敵な取り組みだと思うので続けたい。


・毎日読み聞かせ
□練習(上手に読み聞かせできるようになりたい!)
杉淵先生でさえ今だに音読などの練習をするらしい。努力すらしないのはよくないですね。前日に一回読むくらいだったから。
→2学期はよくできたけれど3学期は一度できなかったかもしれないです。アンケートによるとやはり役に立つみたいなので、来年度もできるだけ毎日5分と時間を決めてやりたい。継続。



・パワーアップノート(自主学習ノート)
□最初の一冊はプレゼント
宿題は子ども自身が自分に出す宿題(自主学習)と教員が子どもたちに出す宿題を両立させる。

→3学期の自主学習カレンダーが凄くよかった。出された課題をやることも、自分で自分に課題を出せることもどちらも大切なので継続します。


・心の中の幸福のバケツ
→キラキラ光線という比ゆでやりました。あまり浸透できなかった。ちくちく言葉、ふわふわ言葉とか何でもいいけれど、言葉を選択できるように継続したい。この言葉を振り返りお題が振り返りジャーナルにもっと必要だったということだと思う。継続は力なりです。身につくまで続けること。継続。


・賞状づくり(子どもがくじを引いて当たった人をたたえる賞状をつくる。)
→これはよかったです。全員に温かい言葉が届く。継続。


・目標設定のワークショップ(パタパタ)
最初にやる。目標設定の重要性に気づかせる。様々な場面で目標設定を大事にすること伝える。さらに目標設定の重要性と目標設定する過程が大事だということを学級便りで伝える。

→ずっと継続していること。来年度も継続。学期の目標を立てるなら丁寧にやること。


・yes,and…。

→できなかったです。
・PAのアクティビティ
□惑星旅行、パイプライン、マシュマロリバーなど
→アクティビティ自体が比ゆになるのかな、大縄など他の学習活動につながっていて、とにかく凄くいいです、PA。継続する。



・教室改善プロジェクト
□スターターキット
自分の教室という心を育てることは、
掃除のパフォーマンスにも繋がっていると思う。
→教室のレイアウトを大幅に変えるということはできなかった。来年度はどうしよう。


・「ああ無情」のスローリーディング
→やらなかった。ビックレッスンはリスクが高いからやめたほうがいいと判断。


・「坊っちゃん」の音読破
→同じくやなかった。ビックレッスンはリスクが高い。希望者だけやるというのもありだと思うけれどやりませんでした。


・クラス目標の再設定(必要に応じて)
→できませんでした。必要があったかもしれないです。

・基本的な自分の価値観や考えを語る。
→継続する。大事なこと。



・体験学習サイクルを徹底的に回す。
考えてやってみること。明確な評価基準の共有があってはじまること、やってみること。そのほか目標、計画など考える。
振り返りをしっかりする。やってみた後に考えること。
→継続する。考えることをもっと徹底すること。



・一年生の全漢字テストからもう一度やりなおしさせる
→継続する。



・ビー玉貯金
→継続する。

・小学生新聞をとる。
→3学期からできました。とてもよかったです。来年度は新聞を使った授業をもう少し増やしたい。特に毎日小学生新聞の政治/経済/科学の短い記事が教材として使いやすいと思う。

・個表
→金ロムではないけれどはじめて、点数を打ち込むソフトを導入しました。自分で打ち込んでいた個表が自動で出てきてもの凄く楽でした。保護者の方にはとても好評でした。後の祭り評価にならないように。継続。


・ジャングルゴリラとめちゃぶつけ
→大人気。継続。


【そのほか】


よかったこと


・視写
整ったものを書くということに関して劇的な効果があったと思う。段落で一字下げるなど、多くの子が自分でできるようになった。

・再話作文
これも効果があったと思う。これ自体が要約になっているので、いいトレーニングになったと思う。クラスの子たちとても要約が上手になりました。これ以外にも教科書教材でたくさん練習したのもあります。


・インバーテッドトライアングルとフォースクウェアメソッド
とても丁寧な段階を通ることになって子どもたちは少し苦労したと思うけれど、とてもよかったと思う。段落や構成を意識した明晰な文章が増えました。もうちょっと単純化して継続したいです。


・速読(できるだけ速く音読)
二瓶先生の実践の追試。「うなぎの謎を追って」では毎時間やりました。最初7分間ですべて音読することができなかった子も最終的には3分だいで全部読めるようになりました。


・テストをその場でマル付け。その場で記録してさっと返す。すぐにテスト直し。とてもよかったと思う。


・声のものさし、これも継続する。



課題
・クラス会議をあまり丁寧にできなかった。やはりクラスの課題やルールを子どもたちが主体的に話せる場が必要だと思う。


・「今日中に直すプリント・テスト」のカゴなどを作って、もっと丁寧に解き直しをさせること。