三酔人経綸問答 (岩波文庫)

三酔人経綸問答 (岩波文庫)




南海先生を見習って今できる有効なことは何か慎重に考えて実践したい。南海先生はすごい酔っ払い。おいらは思慮が浅いです。




これは今の仕事と直接関係ない本だと思って読みはじめたけれど、大いに関係がある本だった。教育の目的、教育はどこを目指せばいいのか。また教育方法の問題について、示唆を与えてくれる本だった。何段もレベルが違う名著だった。平易な文章で100ページくらいよくこんな深い作品が作れるなあと感心と衝撃。


中江兆民ってすごく賢い人。
この大賢者の方針に従っていれば、
多くの歴史上の日本の悲惨を免れたと思う。
その分、国はいろいろな面で豊かになっていただろうと推論できることを考えると残念だけどもうしょうがない。これからですね。一つ一つ前に進むだけです。



愚かな方針から生まれる悲劇と二次災害について考えてもしょうがないか…。


というか、その二次、三次、
四次災害の中に自分たちはいるのだと思う。



はあこういう賢者の意見を尊重できないのがこの国の歴史かもしれない。



いや世界の歴史か…。