ジブリの『かぐや姫の物語』を観てきました。
正直、この50億円かけた作品よりも
同じ日に読んだペン一本で描いたであろう井上雄彦さんの『リアル』の最新刊にほうに心を動かれました。
スコーピオンかっこいい。自分もいろいろあるけれど前に進もうと思った。


かぐや姫の物語』はちょっと迷いを感じました。
駿さんの作品だとこの登場人物に対する解釈、イメージのはっきりしたものがあって、それが勝手に物語をつむいでいるような感じがするけれど、高畑さんの『かくや姫の物語』は行間の解釈に悩んで迷いを残して時間にせまられてできたみたい感がありました。美しい映画でしたが正直ちょっといまいちでした。8年間と五十億円か…。


かぐや姫の物語』を観て日本酒を飲みたくなったけれど、
スコーピオンのおかげでノンアルコールで帰ってきました。


お酒は時間とエネルギーとお金がなくなる、冷静に考えると。
できるだけそういうことに命を使いたくない心境です。



職場の忘年会などはお酒を飲むだろうけれど
一人で飲む気が自然となくなってきた。



源氏物語竹取物語などは世界に誇る日本の物語。
もともとの物語自体はすごくよくできている。
かぐや姫という名まえがすごくステキだなあと思いました。

南総里見八犬伝ジブリにアニメ化してほしいかもと一瞬思ったけれど、
こんなドラゴンボールみたいな作品はジブリに合わないか…。