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裁断した「ズーム」(Zoom)と「リズーム」(Re-Zoom)という本を使って推測のミニ・レッスンをしました。文字なし絵本で絵と絵がどんどんズームしていくように並んでいます。


まず「ズーム」にチャレンジしました。
①カードを裏にして一人一枚配る
②裏にして自分も相手にも見せないままで3人の人とカードを交換
③見せ合って正しい順番に並ぶ(サイレント)。
④振り返り

テキストからテキストにないことを考えることは推測です。絵(テキスト)の中には直接正しい順番が書いているわけではないので、タイトルと絵から順番を推測しなければ課題解決ができません。

次の時間はルールを変えて「リズーム」にチャレンジしました。
①同じように配る
②同じようにカードを交換
③自分はカードの絵を見られるがクラスのメンバーには見せないようにします。今度は絵の内容をクラスのメンバーで伝え合いながら正しい順番に並ぶ。
④振り返り

これは「ズーム」の経験を使って、難易度が高いルールの「リズーム」にチャレンジするという流れです。前の経験を使って次のことを考えること自体が推測(予測)になっています。最初のサイレントのズームは説明を入れて15分くらいかかりました。その後の絵をお互いに見せないで正しい順番に並ぶという課題ではさらに時間がかかりました。推測という言葉の意味を体験的に学ぶだけなら最初から絵を見せ合っておしゃべりしながら正しい順番に並ぶという課題でよかったかもしれないです。そのルールならば十分もかからずに終わり、読む時間を十分に確保できます。

何はともあれ「ズーム」と「リズーム」は楽しいアクティビティです。推測するという読み方の導入にはとてもよいのではないかと思いました。
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三年生か四年生でやったときのルール。今日どうしようかな。