特別活動の学習指導要領解説

せっかく読んだので、少し振り返る。少しでも新しく知ったことなど書いておこう。
また学習指導要領が変わるので比べられるようにする。
次の学習指導要領では、他の教科も、特別活動もどう変わるのだろうか。たしかこんなふうに変わっていくという記事をどこかで読んだ気がするけれど忘れてしまった。


特別活動の学習指導要領解説を読むと特別活動では、なすことによって学ぶことを大切にしているということが分かった。これは昨今よく言われるアクティブ・ラーニング、世界の国語教育の潮流の一つである、ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップに通じる考え方です。



特別活動の目標から考えると、自学などの実践も特別活動でいけないのかなと思った(これは問い)。もし認められるなら、ブロックアワーを日本でやるとなると、特別活動の時間をあてられるかもしれない。




あと目標の「個性」=集団から認められ、集団の中で自らのよさをよりよく発揮し、他者と協調できるような「開かれた個」。(p10)


これがその根本目標。

望ましい集団活動を通して,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り,集 団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的,実践的な態度を 育てるとともに,自己の生き方についての考えを深め,自己を生かす能力を養 う。


特別活動の特質(p20)
集団活動と集団による実践的な活動


この特質と目標から考えるとブロックアワーも自学も特別活動に合わないか。自主的というところは自主学習に合うけれど、「集団活動を通して」と目標にある。特別活動の目標は、目標だけど、その中に手段が含まれている。しかし集団活動をすれば、自学もやれるかも。分からないところ。集団活動を通すことができれば、自学もブロックアワーも特別活動の目標にぴったりあてはまるかな。ただ自学もブロックアワーも集団活動を全面に出す活動ではないので、きびしいのだろうか。



食育は特別活動の領域だと今年度はじめて知りました。
それをこの解説でも確認。



学習指導要領解説を読むとけっこう自分のイメージが覆されることがあることがあっても面白いと思う。思い込みはよくないですね。国語の学習指導要領は僕が思っているよりも読書を大切にしていました。国語の学習指導要領解説を読んだときは、国語の教科書(指導書)と学習指導要領に少しギャップを感じました。