その人の文脈によって、その都度にしか、よいわるいはないという考えは強力だけど、そこから導き出せる結論の一つは、どこかの特別な誰かのためだけではなく全ての人の教育に個別化という方向が必須だということ(※個別化だけという意味ではありません)。
なぜなら、その人の力能を高めてくれるよいわるいは、その人の文脈との関係によってその都度、決まってくるからです。
こういうことは言葉を変えて色々なところで言われてきたことだけど、一つの真実だと思います(苫野さんも著書で似たようなことを書かれていたと思った)。ここまで生きてきて、ここに敏感な方はいるなあと振り返って思います。
そこで思い出すのは、やはり風越学園でした(昨日のこと)。とても希望のあるというか、素敵な試みがなされているのだと思います。
 
力能論から個別化の教育論を紡ぎ出せますね。