教育技術を生み出すのが現場の人たちだけど、それを科学的に評価するのは学者の人たちの量的研究。分業ですね。
 
デザイン研究は、学者の人たちが、教育パッケージを現場に投入して、質的にも量的に認識・評価していくという研究。ちょっとまた違った形の分業。
 
牧口常三郎の理解がまたシャープになってきた。前もそれなりに理解していたつもりだったけど、もっとよくわかってきた。
 
多く人がやっていると思うけど、成功している教育の構造(パタン)を取り出して整理する。取り出した構造(パタン)は重ねて教育設計に応用することができる。
 
パタン・ランゲージという考え方やパタンという視点をもつことの意味は大きい。パタンは、自分の教育を設計する時、振り返り時、他の教育を観察する時のなどの視点となる。また大きなパタンには関連する小パタンや具体的な実践が含まれる。パタンはハンガー掛けのような働きをする。具体的な様々な実践をパタン(概念)に関係付けることができる。
 
知識は経済(節約)。パタンを構成することも、パタンを状況に応じて重ねていくことも経済(節約)。
 
僕はもう余計な遠回りをできるだけしない。
 
僕はパタンを抽出して整理していく。パフォーマンスの質的な変化やテストの点数の変化くらいなら追えるけれど(これで現場の人間としてはこれで十分だと思う)、それぞれのパタンにどれだけの効果があるのか科学的に量的に認識、評価するのは自分の仕事ではない。