読み途中ですけど、こくぶさんの「スピノザ」面白いですよ。
まずは観念を掴むことですね。神様は証明できるもんではありません。しかし、定義することは、できます。
宗教が扱っている問題があるけど、僕はまずスピノザをその解決におすすめしたいです(しかし、スピノザだけではだめだろうな。かけている感じがする。それは自分に欠けているものです。それでも宗教が扱っている問題の解決について重要な助けにはなると思う)。万人に勧められる。
 スピノザの定義の話もめちゃくちゃ面白い。すごく役立つと思う。
歴史的なアプローチでねちっこくて、でも理論的で面白い、役立つ本。
https://www.amazon.co.jp/スピノザ――読む人の肖像-岩波新書-新赤版-國分-功一郎/dp/4004319447/
 
神も仏も証明はできない。しかし神も仏も定義できるし、神や仏を生きることはできます。
仏界は軌道か。
スピノザは明るい。それでも真理について語ることは危険だった。スピノザライプニッツも慎重だった。
 神、仏の観念を定義して、理解した時に人は変われると思う。その変わり方は人それぞれで、大きく変わったり、小さく変わったりするだろうけど、確実に変わるでしょうね(このことに関しては、自分以外にもたくさん見てきた)。ここにも圏論、関数がありますね。自分が何をどう定義して認識し、どう生きるかという入力が、自分自身という出力を作っていく。
面白いな。日蓮も仏を定義しているんですよね。いろいろ、繋がる。
 
 
飲酒を振り返り続けて二十年。結局、お酒をやめられないので、最近は、かつてキッズスキルのワークショップで編み出したノンアルコールスキルを飲んでいるプロセスで使っている。
僕の問題は、飲んだら、さらに追い酒をしてしまうところにある。なので、ここまでと決めたら、例えば、今がそうですけど、180mlのトリスウィスキーでハイボールを飲んでいるのだけど、これ以上は、やめて、コーンスープを飲むようにする。これでだいぶ次の日が違くなるのです。
自分のいいところは、仕事の前日は飲まないというルールをほぼ守れているところ。破ったことはほとんどないと思う。
 
僕は、スピノザ日蓮の思想を比較して学ぶことをお勧めしたいです。というのは、単一ではなくて、比較に持ち込んだ時に理解できるということが原理的にあるんですよね。さらには、比較する対象をよりよく選ばないといけない。
宗教の「宗」とは大本という意味です。僕たちの多くは、この世界の始まりについて考えたことがあるのではないでしょうか。僕はこの問題について実践的に考えるのに、スピノザ日蓮をお勧めします。それに加えてカントも。カントを踏まえて、スピノザ日蓮に戻ります。