ソシャゲのガチャは、確率的現象である。試行回数からどれくらいあたりを引けるのか予測できるが、完全には予測できない(上振れたり下振れたりする)。超多数の法則により試行回数が多くなれば、凄まじく稀なこと、低い確率、大外れを引く人も出てくる(かなり大きなハズレを引いた人は、確率操作しているのではないかと疑いたくなる)。

こういうギャンブルの楽しさって、なんで起きるのだろう。人間に備わる傾向なんだろうか。ギャンブル嫌いな人もいるから一概にそうとは言えないか。

未来を完全に予測できることは、パールの因果論が確率の言語で表されることから考えても、確率的に振る舞う現象がたくさんあることから考えても、これからもずっとできないだろうな。ただかなり確実な予測というのはできることもある(そんな不確実なことばかりなら、不安で生きていけない)。

ギャンブルやっている人は、サイコロでもトランプでも、それが原因で破滅したり、大金持ちになったりするということが起きる。ギャンブルにコツがあるみたいだけど、イカサマでない限り、確実に勝てる方法はない。

久しぶりに非決定論という言葉を見かけた。しかし、何も予測できないというわけではない。少し生活を振り返っても、科学の積み重ね、学問は偉大なのである。