エビデンスがないというときに人は、二つの意味で使っている。

一つは、研究があまり進んでいない、十分に研究がない場合。

もう一つは、十分に研究があるが、例えばビタミンCを多く摂ることには、健康効果がないだろう、ビタミンCは、健康に関係がないだろうと、無関係が明らかになっている場合。

エビデンスがあっても、食材などに関しては個別差があることを忘れないようにしたい。情報を総合的に判断しながらも、自分という体の情報も重要。いくらエビデンスがあっても、自分の体に合わなければ毒になる。

また、食材などの健康効果の研究は、日進月歩でわからないことも多いから、まだエビデンスが十分に揃っていなくても、メタ分析だけではなくて、個々の研究も参考にしつつ、無理のない範囲で多様な食材の食事を心がけるといいと思う。