無意識はない。神はいない。死後の世界はない。これらを科学と同じレベルで主張している科学者は、理性の越権行為をしている。自然科学の実験と計算で知れることは、その方法に制約されているのだ。その制約の範囲内では、その手続きを踏んだという信が発生する。しかし、それを超えた推論は、科学ではない。

無意識はない。神はいない。死後の世界はない。このように信じることは、無意識はある、神はある、死後の世界はあると信じることと、証明できないことを信じるという意味で同じことである。

 

無意識はないは証明できるかもしれない。無意識と認識されていることの全てをそれは実は、意識だったと証明すればいい。つまり意識しかないと証明すればいい。