概念発達と言語発達における類似性の役割(今井、2001)

概念発達と言語発達における類似性の役割(今井、2001)。

とても分かり易かったし、面白かった。今井むつみさんのファンになりそうだった。


ブーストラッピングについても概要が知れてよかった。
レキシコンという言葉にはじめて出会いました。


今井むつみです。
認知科学、特に認知心理学発達心理学言語心理学の分野の研究者です。
特に 語彙(レキシコン)と
語意の心の中の表象と習得・学習のメカニズムを研究しています。
習得は母語と外国語の両方に興味があります。

レキシコンは語彙という意味だったのか。今井むつみさんのホームページより。

内包(Intension)はある概念がもつ共通な性質のことを指し、外延(extension)は具体的にどんなものがあるかを指すものである。これらは互いに対義語の関係をもつ。

内包と外延はともに意味論において基本的な概念である。意味論における内包はある記号(言葉)が意義とする、対象に共通な性質のことであり、外延は記号の指す具体対象のことを指す[1]。また、外延と内包は各々、概念の外側か内側かという意味合いを持っている[2]。例えば「芸術」という言葉は、「自己表現」「人間活動」などの属性を内包とするのにたいして、「演劇」「音楽」「絵画」「彫刻」「文学」などの非属性を外延として指す[1]。
すなわち「芸術」を内包的定義で表すと「芸術とはさまざまな方法で自己表現を行い、美的な価値を創出する人間活動」のようになり、外延的定義は「芸術とは演劇、音楽、絵画、彫刻、文学などのこと」となる。外延的定義ではすべての例をあげることは大抵困難なので、などのような言葉を用いて具体例を途中で打ちきることが多い[3]。
「内包」と「外延」という概念は通常互いに対義語の関係である。ただしその定義については哲学者によってより限定したものとなることもある。また、内包は志向性(Intention)との関連で論じられることが多い。

これはwikiからだけど、外延について誤解してました。