個別化について最近思ったこと

『個別化について最近思ったこと』

デューイによれば
経験には二つの側面があると言う。
①快適と不快の側面
②経験がその後の経験にどのような影響を及ぼすかという側面

一斉課題が合わなくてたくさん不快な思いをしてきたので、個別化って、僕にはとても快いものですし、他の方にとってもおそらく快いものだと思う。個別化を徹底するとミスマッチの問題が消えるから。子どもたちにとってもその点すごくいいと思う。

ちょっと気になるのが、この方面の個別化や自由教育よりの人で個々の違いを強調するのはいいのですが、共通する部分や経済(効率)を軽視、または無視しているのではないかと思うことがあることです。

方法面の経済っていうのは、もうとても基本的で軽視するようなことではないと思います。

たぶんパーカーストのドルトンプランなどが衰退していったのは、当時の環境だけではなく、やはりこの通性的な部分や経済を無視または軽視していたことにあるのではないかと思いました。

例えばドルトンプランでも進度表が大事だとパーカーストは書いていました。
何の工夫もない放置する自由教育が仮にあるとするなら、重要な工夫だと思います。
進度表がある自由教育と、進度表がない自由教育では明らかに違った結果になりそうだからです。
そんなことが無数にありそうだと思うのです。

経済については人によって考えているか(パーカーストは確実に)。