教授は児童の自己活動によるべきだ。

ペスタロッチの教授原則を説明したもので、ペスタロッチの全集の解題にこうある。
「5、教授は児童の自己活動によるべきだ。教授は講義や教訓や伝達によるべきではなくて、あくまでも児童の自己活動に訴えなくてはならない。従ってペスタロッチーは講演癖に罹って児童に何も言わせぬ従来の古い教師を極度に嫌った。いや、呪った。」
最後まで読むと少し笑ってしまうけれど、赤木さんの本に「発達とは自己運動である」という考えがある。子どもたちからか、教師からか、「教授」と「発達」は出どころも意味も違う言葉だろうけれど、経験としての教育が「自己活動」「自己運動」であって、そうあるべきだという同じようなことを伝えるものだと考えていいと思う。そう考えると、ペスタロッチって、偉大だと心の中で唸ってしまった。

この赤木さんの本を読んでいるけれど、すごくいいです。

こんな風に言えるかな。
「発達とは自己運動である。」だから「教授は児童の自己活動によるべきだ。」

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