空間的に違う教室を比べる実験的な量的研究を現場の教師はできないけど、一つの教室で時間的に縦断的に子どもたちの変化を比較する量的な研究なら現場の教師でもできる。記録を残しておくことが大事かもしれないですね。質的な変化を追うだけでも十分だとも思うけど。量的な変化も追う方がベターか。ただ同じテーマで量的な研究がある場合は、それを踏まえたり紹介したりすればいい。
本当に新しいパタンを見つけた時には、自分が証明する必要が出てくるのかな。例えば「目の前に山があれば登りたくなる」というパタンがあるのですが、子どもたちの表現の量が目に見えて増える傾向があるので、数字を追えば、どれだけ増える傾向にあるか、その影響を評価することはできそうです。でも全然そんなことしたくないな。やれば増えるとその傾向をおそらく誰でも確認できるだろうから。