2010年だから12年前に東京の小学校で働いていた時に、2年生の子たちを担任していたのですが、校長室に呼ばれて校長と副校長に、小学校の先生に向いていないとはっきり言われたことをたまに思い出します。
 
今振り返ってみると、経験年数も少ないし、色々思うところはあるけど、教員として向いていないとはっきりと言われたのは大きなことだったなと思います。自分の小中学生の頃や、高校生の頃から考えても教員をしているのは奇跡のようだと思うところがあります。
 
そんな自分ですが、フィンランドキッズスキルやパタン・ランゲージみたいなポジティブな考えは、似たようなことを学んでいたからかインストールされていて、ポジティブ、いや図太いからだろうか、一緒に働いているたくさんの人の良いところから学んだり、当時は様々な教員の学びの場に通ったり、本を読んだり、考えて授業をして、フィードバックを子どもたちや周りの人から得て考えて次へと繋げて行ったり、地道に知識やスキルを身につけたり、パタンを重ねたりする中で、なんとかこの仕事が続いています。