講演が活字になっているページ発見しました。
こういう人に高校生くらい縁ができればだいぶ人生が違うだろうと思います。学園生はそういったチャンスがあって幸せだと思います。
http://www.soka.ac.jp/Library/SEASON/no9/sno9_11.htm
「何がいいたいかというと、欧米の人たちにとって、教養というのは、ただ知識を身につければいいということではないんですね。ルソーの『社会契約論』にせよ、ロックの『市民政府論』にせよ、先ほど申し上げたカントの『永遠平和のために』にせよ、欧米の名著というのは全部、社会制度の基礎となっているんです。彼らはそういった名著を読むことによって、現代社会をどうしていくべきか考える糧にするんですよね。読書というのは、知識のためとか資格のためではないんです。自分たちの社会をどうしていくべきかという根本問題を考えるための材料なんです。」
伊藤貴雄さんは、哲学の研究者でもあり、翻訳家でもあります。
ヘルマン・ヘッセ全集〈4〉車輪の下・物語集2(1904‐1905)
- 作者: 日本ヘルマンヘッセ友の会研究会
- 出版社/メーカー: 臨川書店
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (6件) を見る