math and literture

『アラビア数学奇譚』にBeast of Berdenというお話を翻訳したもので「やっかいならくだ」という短いお話があって、これは面白いと思いました。このお話を読むと、数学・算数ってためになるんだって実感できると思います。こういう問題を学校でみんなでチャレンジできたら楽しそうだと純粋に思う。物語を算数教育に取り入れることに可能性を感じました。さらにこの分野を学びたいという気持ちが強くなりました。
こんな問題です。一人の数学者ベレミズがらくだにのって旅をしているとケンカをしている三人の兄弟に会いました。3人は35頭のらくだを遺産として相続しましたが、おやじの遺言によれば、半分は長男、3分の1が次男、9分の1が末の子のもの。いろいろやってみるもののうまくいかない。35の半分は17と1/2、3分の1にしようと9分の1にしようと割り切れない。では、数学者のベレミズはこの問題をどうやって解決したでしょうか。