『民主主義と教育』デューイ(1916年)
創価教育学体系』牧口常三郎(1930年 - 1934年)
教育心理学講義』ヴィゴツキー(1926年)
だいたい同じ時期の本。
ヴィゴツキーの再評価がもっと後だったから、わりと最近の人だと思っていたのかな。
ヴィゴツキーの本には心理学から導き出せる教育原則について書いてあって、とても面白いですし、仕事に活かせそうです。
扱っている概念は興味、注意、記憶など、心理学の教科書に出てきそうな言葉で、それぞれ味わい深い論考。興味については、デューイも牧口も論じている。ヴィゴツキーも語っていて、興味は教育原則だと。

『教育と社会学』デュルケム(1922年)。


ヴィゴツキー構成主義やアクティブラーニングの土台となるような教育理論を展開している。1926年。


さらに遡ると、教授は自己活動によるべきだというペスタロッチの原則、カントの存在がある。
ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ(Johann Heinrich Pestalozzi, 1746年1月12日 - 1827年2月17日)
イマヌエル・カント(Immanuel Kant、1724年4月22日 - 1804年2月12日)


さらに100年前の話。200年前くらい。


思うのは、
現代の教科書では扱われなくて、
無意識的になっている、
自明となっている、
概念や理論が、
現在の教育の実践や問題を考える時に大事だということ。