実践研究


歴史学的に何か明らかにしようとか、
心理学的に何か明らかにしようとか、
現場の人がやることじゃないな。
それは学者の仕事。


現場の人は、学術から明らかになったことを使って実践するのが仕事。
一つの手法が効果的だと心理学的に量的に実験証明できるのだろうけれど、
それを現場の人としてやりたいと思わない。
僕はやはりどちらかというと、もう明らかになっていることをまず丁寧に実践したい。




質的研究で理論を作る事をゴールとしたアプローチを読んでいるけれど、
別に理論を作りたいわけでもない。これも学者の仕事。
もうすでに理論と呼べるようなものがあるし、
学者、科学者の調査や実験によって明らかになってきていることがあるし、
それらを使って、
いかに丁寧に効果的に実行するのか、それが僕の仕事。
そして出た結果と考察に共有する価値がありそうだったら共有すればいい。




自分の立ち位置と可能なことがよく分かった。


でも質的研究の手法を知ることは、学び方、研究法を知ることで、
子どもたちに教える時にもきっと役に立つと思う。


引き続き読書。質的研究法と思想史研究(歴史学研究)法の本。