多分アレグザンダーもメイヤスーと同じで科学の真理みたいなものを認める人なのかな。そういえば、マルクスガブリエルやメイヤスーのカント批判、相関主義批判を読んでいる時に牧口常三郎を思い出した。牧口常三郎もカントについて批判もしていた。カントは物自体を認識できないというけれど、もしそうだとしたら、医学が成り立っていることをどう考えばいいのだというような批判をしていた。このいわゆる相関主義という言葉はなかったけれど、牧口常三郎はメイヤスーと同じような問題意識を持っていたのだと自分は思いました。



アレグザンダーの『パタンランゲージ』の序文にパタンの問題の答えに当たる部分は全て命令形の表現になっていると書いてあるのに、日本語訳は全て命令形になっていない。マイルドにしているのだろうか。