学習指導要領 社会科  理科

社会科は、
歴史の領域しか見ていないけれど
「調べる」という言葉が繰り返しある。
基本は教科書と資料集を調べてその内容を理解すること。理解するというのは行動目標に変換すると説明できる。あべたか先生のなくなってしまったブログにあった原稿用紙に一枚にまとめる、説明するという実践を思い出しました。口頭で友だちに説明できるでもいいかもしれないです。というかあべたか先生の新しい本が読みたいです。早くでてー。


ここから質問が子どもたちの中から出てこないと
プロジェクト学習に発展していかない。
この質問が出てくるまでをどうするか。
出てこなければ無理にプロジェクト学習をする必要ないか。自然でいいのかな…。でも出てくるものなのか。それとも教師のもっていきかた次第なのか。


理科は
「調べ」「規則性」「考えをもつ」が繰り返し。
実験などで調べたデータを一般化して知識を創りだすことができるということか。最初に結論を教えてからの場合は実験は創り出された教科書の知識を確認すること(科学者の追体験)。結論を最初に教えない場合は科学者体験(でも最初から問題の答えを知っている子はかなり多いと思う。)。


全体の目標に
「科学的な見方や考え方を養う」とある。たぶん基本的な知識と帰納法が身につけばいいということか。


社会科の全体目標には
「平和で民主的な国家・社会の形成者」とある。崇高なゴールだと思う。
このゴールに関しては読む力が大事だと思う。
学問をして善悪を峻別できるようになること。自分でもとても難しい。
グレーゾーンの中で悩む。でも悩んで選択してよかったと思うことはたくさんある。このゴールから歴史の領域の目標を考えると「調べる」というところには、ここにも帰納法の科学的読みを身につけるということが含まれると思う。含まれないか。でも含まれないと、「平和で民主的な国家・社会の形成者」というゴールには辿りつけないと思う。それにまだ足りないと思う。


歴史学者の仕事をまとめたことを教科書や資料集で知るだけじゃなくて(これがスタートだと思う。ここで終わるならきちんと資料に基いて教科書の記述があることを分からないといけないと思う。証拠主義の科学的な態度を教えることってとても大事じゃないかと思う。)、
自分で知識を創り出すところまでいきたいです。希望。時間とか自分の能力とかいろいろな問題がある。時間はどうにもならないので、自分をどうにかするしかない…。無理じゃないと思うんだけどなあ。やってみないと分からない。


質問・疑問をもって調べるとだいたい同じ質問と疑問を持って追求した人がいて、その人のおかげで解決してしまうことは多い。それでもいいと思うし、自分の問題を探求してデータや資料を集めて、一般化するという経験が大事だと思う。社会科でも大事だし、こういうプロジェクト学習を本当は総合の時間に出来たらよかったのかもしれない。PBLの面白いところはこれでテーマができたら社会だったか地域たっだかのためになるテーマのほうがいいというところ。学習が価値創造に繋がることって、ステキなことだと思うし、大事なことだと思うし、面白いところだと思う。


社会科と理科のゴールを確認できた。教員採用試験の勉強になった。