研究発表会(掘兼小学校)

まず、
研究テーマが素晴らしいと思いました。
「読む活動を通して、豊かな人間性を育成する指導法の研究」
私は読書が子どもの人間性を育ててくれると信じています。もの凄く大事な問題に真正面から答えようとしている貴重な研究だと思いました。研究紀要がめちゃくちゃ充実していて、やばかったです。


職場については、きっと、こんな職場なら仕事がますます楽しくなるだろうと思う理想の職場でした。ボトムアップ型の職場づくり。校長先生が大きな方向性を示されたら、あとは、教職員一人ひとりの創造性や意欲、やりたいことがとても大事にされていました。大人もこれで、やる気がわいてくるように、子どもも同じだろうなと思いました。あと教員室での教職員のあり方が子どもに強烈な影響を与えていると見ていて感じました。


授業は、6年の岩瀬直樹先生のクラスを見学しました。たまたまはやく到着することができて、授業前に普段に近い子どもたちの姿を見ることできてよかったです。なんともいえない、いい感じの子どもたちでした。幸せそうでした。とにかく自然な感じ。無理がない感じ。伸び伸びしてる。伸び伸び育っていると感じました。ルソーのエミールを思い出しました。


協同で本を読む授業は強烈だと思いました。やはり、グループの友だちとこれだけ読もうと決めると、責任が生まれるので、話し合いまでに、普段本を読まない子も読んでくるようです。それってほんとうに凄いことだと思います。しかも、物語を共有しておしゃべりするのは単純に楽しい。またやりたいとなる。掲示物も勉強になりました。話し合いのレベル凄かった。最初から最後まで。最初にあらすじを一文づつ話してリレーしてはじまりました。どうやってやるんだろう。やってみればわかるかな。子どもたち、凄い視線の集中砲火の異常な空気の中でがんばってました。振り返りやはり緊張したと書いている子が多く見られました。それは緊張するよね。金魚ばちで観察されるのと違って、時間もそうだし、人の数も凄いし、大人がじっと見てるし、大変だったと思います。振り返りの時の集中力が素晴らしかったです。たくさん書いてました。書けますね。作家の時間や振り返りジャーナルなど、たくさん書いてますよね。

そしてワークショップでリテラチャーサークル体験できました。実際にやることは、ほんと勉強になります。よかった〜!