エビデンス・ベースド

覚え書き:「エビデンス・ベースド」な教育政策の意義と問題点 | あすこまっ!

おもしろい。
この方向性は大事だと思う。
反証可能性など科学哲学というか根本的なところを押さえた上で。
その上でなら、研究が蓄積されるについて、真理に近づいていけると思う。


AかBかといった比較実験があって、Aのほうが優れていると結論が出たとして、
実験の条件が変わればBという結論になるかもしれない。例えばそんなもんだという理解が必要だと思う。


目的によっても何がよいか変わります。善悪は相対的なもの。そういったことの理解も必要だと思う。その上でエビデンス・ベースドの積み重ねは大事だと思う(でもなぜだかあまり心理学的な研究に興味がわかないのはなぜなんだろう…)。


この条件、状況においては、こういう結論になった。そういう研究の蓄積は大事だと思う。ただその研究を普遍の真理として受け取るようなことはできない。批判考察して、この条件でもあの条件でも同じ結論だったから、ある程度普遍妥当なんだなくらいにしかならないと思う、教育の分野の学は。


それが重力の法則など自然科学との違い。
自然と価値問題が混入してくる人間との違い。


エビデンス・ベースドの蓄積を総合して、自分(自分の国の教育とか)の状況にあてはめて判断するとか。有益ではあると思う。



政策としてはいらないか。